研究体制

感染症・生体防御研究部門
人材育成部門
科学情報・公共政策部門

感染症・生体防御研究部門

ヒト生体防御学チーム


We focus on the use of single cell biology techniques such as mass cytometry to decode the complexity of the immune system. We apply this approch to various settings such as infectious diseases and autoimmunity with a particular focus on the regulation of antibody responses.

研究課題

1. Single cell biology

2. Mass Cytometry

3. Infectious disease

4. Regulatory T-cells

5. Regulation of antibody responses

研究者情報

生体応答学チーム


新型コロナウイルスパンデミックで再認識されたように、ウイルス感染に対する生体防御においては、ウイルス特異的な記憶免疫応答の誘導が不可欠です。特に変異ウイルスにも対応可能な記憶T細胞、B細胞の誘導、そして中和抗体産生の持続化が鍵となります。私達は、インフルエンザウイルスやSARS-CoV-2感染に対する記憶免疫応答誘導の分子メカニズムを解析し、ワクチン開発に役立てることを目指しています。またウイルス感染で誘導される組織損傷の免疫細胞による修復メカニズムを理解することで、感染治療薬の開発も目指しています。

研究課題

1. ウイルス抗原による濾胞性ヘルパーT細胞の分化誘導メカニズム

2. 交差反応性抗体を誘導するためのワクチンデザイン

3. プラズマ細胞の長期生存メカニズムの解明

4. ヒト記憶免疫の解析

研究者情報

ウイルス制御学チーム


ヒトの活動範囲が急拡大する現代社会では、新興・再興感染症が幾度となく発生し、社会や経済に大きなダメージを与えています。しかし新型コロナウイルスのパンデミックでも明らかな様に、新興・再興感染症の出現予測は難しく、制御法の開発は後手に回らざるを得ません。ウイルス制御学グループでは、ウイルス感染症の病原性発現に関与する生体メカニズムの全貌解明を目指し研究をすすめています。得られた研究成果をもとに、ウイルス感染症の治療薬や予防法を開発し、ヒトに病原性を示すウイルス感染症の制圧を目指します。

研究課題

1. 様々な疾患発症モデルを構築する

2. ウイルスと宿主の相互作用を理解する

3. ウイルス研究のためのツール開発

研究者情報

臨床生命工学チーム


mRNAは新型コロナウイルスワクチンとして初めて実用化された新しい創薬モダリティです。標的細胞を選ばず、どのようなタンパク質でも産生させることが可能で、新興感染症に対する迅速なワクチン開発、がん免疫療法へ応用する個別化ワクチン、生体内の細胞を直接機能制御することによる疾患予防・治療など、多くの展開が期待されています。本研究室では、機能化mRNA設計、DDS開発、薬効メカニズム解析まで幅広くテーマ設定し、人々のQOL向上に貢献するmRNA創薬を進めて行きます。

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