出雲高校の高校生らが来訪されましたVisit from Izumo High School Students
2025年10月9日(木)、島根県出雲高校の1年生41名と教員3名が大阪大学・日本財団感染症センターを訪問されました。この訪問は、出雲高校が毎年実施している「関西先端科学研修」の一環で実施され、本年はCiDERを見学いただきました。

安藤忠雄氏が感染症センター建築に懸けた想いを語ったインタビュー動画の視聴後、菊池章特任教授が大阪大学の歴史やCiDERの概要を紹介しました。その後、感染症センターのエントランスホールやホワイエ、共創スペース、共通機器室などを見学していただきました。未来的なデザインや、多種多様な国籍やバックグラウンドをもつ研究者が集う空間に、驚きの声が上がりました。


見学後、位高啓史教授による「mRNAってなに?~新しいクスリの形~」、忽那賢志教授による「SNSやインターネットの情報、どこまで信じるべきか?」の2つの講義が行われました。参加者らから事前課題を基に質問が寄せられ、活発な質疑応答が交わされました。




閉会後には「一流の研究者、専門家から直接話を聞くことができ、科学の面白さを実感した」との感想が寄せられ、大阪大学や医学研究に大きな関心が寄せられました。引率された教員からは「CiDERの丁寧な対応に感謝するとともに、来年もぜひ訪問を継続したい」とのお声をいただきました。
CiDERは、今後も次世代を担う若い世代に科学の魅力を伝える機会を大切にしていきます。