長田重一特任教授が令和8年度文化勲章を受章Professor Shigekazu Nagata to Receive the 2026 Order of Culture
大阪大学 感染症総合教育研究拠点(CiDER)を兼任する長田重一特任教授(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)が、令和8年度(2026年度)文化勲章の受章者に選ばれました。
文化勲章は、科学技術や芸術など、文化の発展・向上に特に顕著な功績を挙げた方に授与される、日本の栄誉ある勲章です。
長田特任教授は、細胞が自ら死ぬ仕組みである「アポトーシス(プログラム細胞死)」の分子メカニズムの解明において、世界をリードする先駆的な研究を行ってこられました。特に、細胞死を誘導する受容体「Fas」と、その受容体に結合して細胞死を誘導する「Fasリガンド」を発見し、生命が自らの細胞を適切に維持、制御する根本的な仕組みを明らかにされました。
さらに、死んだ細胞が免疫細胞によって安全に認識・除去されるプロセスや、その破綻が自己免疫疾患などの発症につながることを解明し、世界の生命科学・医学の発展に大きく貢献されました。
今回の受章は、これらの長年にわたる卓越した研究業績が高く評価されたものです。
なお、文化勲章の親授式は、2026年11月3日(火・祝)に皇居で行われる予定です。
改めて、長田特任教授の功績を称えるとともに、文化勲章の受賞をCiDER一同、心よりお祝い申し上げます。