研究者
人材育成部門
感染制御人材チーム
山本 剛
役職 : 寄附講座講師
専門 : 臨床微生物学
プロフィール
神戸大学を卒業後、神戸市立西神戸医療センターと神戸市立医療センター中央市民病院で臨床検査技術部で微生物検査や感染管理業務を行なってきた。検査材料から微生物を検出し、適切で迅速に検査結果を報告することで、いち早く適切な感染症の診断および治療に対応できるように勤めてきた。特に顕微鏡検査を活用した検査技術から感染症の早期診断が可能であることを国内に広く周知してきたことは、日本の感染症診療方針の礎となっている。大阪大学大学院医学系研究科では感染制御システムにより、現在よりも高度な感染症の診断技術を構築し、新興感染症にも対応できる人材育成を目指す。
認定感染制御臨床微生物検査技師、保健学修士。
研究内容
・新規臨床微生物検査診断システムの開発
・新規感染管理システムの開発
主な論⽂
1. Go. Yamamoto:Support for Infectious Disease Treatment Using Gram Staining,The journal of the Japanese Society for Clinical Microbiology,Volume 25,265-276,2015.
2. Mami Ikemachi, Go Yamamoto,et. al:Rapid nuc and mecA Gene Testing by Polymerase Chain Reaction is Useful to Choose Appropriate Antibiotics in Staphylococcus aureus Bacteremia,The journal of the Japanese Society for Clinical Microbiology,Volume 31,5-10,2021.
3. Kosaku Matsubara,Go Yamamoto:Invasive group B streptococcal infections in a tertiary care hospital between 1998 and 2007 in Japan,nternational Journal of Infectious Disease,Volume 13,679-684,2009.
4.山本剛,西口光ら:妊婦より検出されたStreptococcus agalactiaeの血清型別および感受性動向,Japanese journal of medical technology,Volume 51,246-249,2002.
5.山本剛,白川卓,西山馨:陰イオン吸着樹脂による臨床材料中のPCR阻害物質の除去と結核菌直接検出への適用,神戸大学医学部保健学科紀要,Volume14,125-129,1998.