研究者
科学情報・公共政策部門
行動公共政策チーム
佐々木 周作
役職 : 特任准教授(常勤)
専門 : 応用ミクロ計量経済学,行動経済学,実験経済学
プロフィール
1984年、大阪府交野市生まれ。京都大学経済学部を卒業後、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。退職後、大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程にて、博士号(経済学)を取得。日本学術振興会特別研究員DC1及びPD・京都大学大学院経済学研究科特定講師・東北学院大学経済学部准教授を経て、現職。行動経済学会の理事とともに、環境省・経済産業省・横浜市などの中央府省庁や地方自治体のナッジ・ユニットなどで有識者委員やアドバイザーを務める。
研究内容
・感染症対策としての個人と組織の行動変容に関する行動経済学的介入研究
・不確実な感染症政策に対する協力基盤の構築(JST戦略的創造研究推進事業・さきがけ「パンデミックに対してレジリエントな社会・技術基盤の構築」,JPMJPR21R4)
・日本の寄付税制の行動経済学的実験研究(JSPS学術研究助成基金助成金・若手研究,19K13722)
主な論⽂
1. Sasaki, S., Saito, T., & Ohtake, F. (2022). Nudges for COVID-19 voluntary vaccination: How to explain peer information?. Social Science & Medicine, 292, 114561.
2. Sasaki, S., Kurokawa, H., & Ohtake, F. (2022). An experimental comparison of rebate and matching in charitable giving: The case of Japan. The Japanese Economic Review, 73(1), 147-177.
3. Sasaki, S. (2019). Majority size and conformity behavior in charitable giving: Field evidence from a donation-based crowdfunding platform in Japan. Journal of Economic Psychology, 70, 36-51.
4. 寄付白書発行研究会(2021)『寄付白書2021』日本ファンドレイジング協会,東京.
5. 山根承子・黒川博文・佐々木周作・高阪勇毅(2019)『今日から使える行動経済学』ナツメ社,東京.