阪大発
感染症情報サイト

大阪大学

【自然科学】池田 陽一 教授

新しい感染症数理モデル(リンク切れモデル)の研究成果が掲載されました。

〈International Journal of Environmental Research and Public Health〉


概要

COVID-19の感染者数推移について、SIRモデルなどの伝統的な感染症数理モデルがよく使われています。しかし、これらのモデルは感染者が平均場をなすという仮定のため、ヒトからヒトへ感染するCOVID-19のような感染症を表すモデルとしてふさわしくありません。今回、ミクロな感染メカニズムを捉え、感染経路(リンク)が途切れた場合の波及効果を考慮したリンク切れモデルを構築し、世界各国の実際の感染者数データと良く整合することを確かめました。

■詳しくはこちら

「ネズミ算と伝言ゲームで理解する新しい感染症数理モデル ー リンク切れモデル ー 」


タイトル

新しい感染症数理モデル(リンク切れモデル)の構築

〈A New Compartment Model of COVID-19 Transmission: The Broken-Link Model〉