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大阪大学

変わる行動、変わらない心:コロナ禍の社会心理

 

エビデンスと共に考える 「いのち」と「くらし」を豊かにする講座 変わる行動、変わらない心:コロナ禍の社会心理

 

【同志社大学文化情報学部 助教 / 大阪大学感染症総合教育研究拠点 連携研究員(兼任)】
山縣 芽生  
2023年大阪大学大学院人間科学研究科人間科学専攻博士課程修了。博士(人間科学)。博士課程在学中にJST次世代研究者挑戦的研究プログラムを修了。2023年より現職。道徳的価値観に沿った行動によって生じる弊害や、非常事態下における人間の心理変化などに関心を持ち、オンライン上でのパネル調査を中心に統計解析を行っている。
【福島県立医科大学災害こころの医学講座 助教】
小林 智之  
2017年に同志社大学で博士(心理学)取得。社会心理学を専門とし、主にスティグマ、社会的アイデンティティ、集団間葛藤といったテーマに関心を持つ。最近は原発事故やパンデミックにおける人々の対立について研究。大阪大学感染症総合教育研究拠点 連携研究員を兼任する。
【大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授 (常勤)】
村上 道夫  
博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了後、科学技術振興機構研究員(東京農工大学)、東京大学大学院工学系研究科リサーチフェロー、東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座特任助教、同講座特任講師、東京大学生産技術研究所特任講師、福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座准教授を経て、2021年8月より現職。専門はリスク学。著書に「基準値のからくり―安全はこうして数字になった」(講談社ブルーバックス、共著)など。
【大阪大学大学院人間科学研究科 教授 / 大阪大学感染症総合教育研究拠点 教授(兼任)】
三浦 麻子
博士(人間科学)。専門は社会心理学。コミュニケーションやインタラクションが新しい「何か」を生み出すメカニズムを解明することに関心をもつ。感染禍をはじめとする緊急事態という「状況の力」が人間の心理・行動に与える影響について主に量的アプローチで検討している。