阪大発
感染症情報サイト

大阪大学

【2023年10月27日(金) 19:30〜20:30会場 & YouTube Live】
同調性を科学する ―パンデミック下における感染予防行動―

 

皆さんは、自分自身がある行動をとるときどれぐらい周りの人の行動を気にしますか? パンデミック下では、例えばマスクをはずす、ワクチンを打つなど、個々の判断を迫られる機会がありました。 あまり迷わず行動する、周りの人の様子を伺うなど、人によって様々だと思います。 実は、データを眺めると、意外と多くの人が周りの人の行動に同調するように行動していることがわかってきます。この講義では、人々の同調行動について、パンデミック下における感染予防行動を中心に、最近の研究からわかってきたことをお伝えします。

 

【大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER) 特任准教授(常勤)】
北村 周平  
2016年、ストックホルム大学国際経済研究所にてPh.D.(経済学)を取得。ロチェスター大学ワリス政治経済研究所ポスドク、大阪大学国際公共政策研究科講師、准教授を経て、2021年より現職。専門は政治経済学、経済発展論。主著:『民主主義の経済学─社会変革のための思考法』日経BP、2022年。