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大阪大学

健康を守る免疫細胞マクロファージ

 

私たちの身体には色々な免疫細胞が存在し、感染から身を守っています。なかでもマクロファージと呼ばれる免疫細胞は身体の隅々に存在し、ウイルスやバクテリアなどの病原体が体内に侵入するのをいち早く感知する衛兵としての役割を担っており生体防御の第一線として機能します。今回は、感染防御におけるマクロファージの役割を通して、私たちの健康のなりたちについて考えてみたいと思います。

 

【大阪大学免疫学フロンティア研究センター 特任准教授(常勤)/大阪大学感染症総合研究拠点 特任准教授(常勤)(兼任)】
岡部 泰賢   
2000年早稲田大学卒、2002年早稲田大学理工学研究科修士課程修了、2006年大阪大学医学系研究科博士課程修了。2008年より米国Yale大学医学部にて研究員、2016年から京都大学医生物学研究所にて特定准教授を経て、2020年より大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任准教授。