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大阪大学

データで読み解く新型コロナ感染症のいま

 

新型コロナ感染症は、2019年12月に初めて報告されて以来、現在でも変異を繰り返しながら世界中で感染者を増やし続けています。感染症の流行状況を正しく理解することは、感染症の脅威から日常を取り戻すために重要な情報となります。この講義では、これまでの感染症のデータ分析によって明らかとなった流行メカニズムについて紹介し、厳しい行動制限がなくとも収束に向かった第7波や第8波の特徴も踏まえ、新型コロナ感染症の今後について考えます。

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■講師紹介

佐々木 健志 氏

大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任准教授(常勤)

博士(理学)。東京工業大学 理工学研究科 基礎物理学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(高エネルギー加速器研究機構)、バレンシア大学素粒子物理学研究所、筑波大学計算科学研究センター等で博士研究員を務め、京都大学基礎物理学研究所特任助教を経て、2021年より現職。感染症状況の分析における機械学習の導入、多抗原感染症の感染指標の開発を目指す。