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大阪大学

WithコロナとこれからのWithメンタルヘルス

 

「収束の兆しが見えてきた」との声明が出された新型コロナウイルス感染症。地震や感染症パンデミック等、生死を揺るがすような出来事の後には、精神症状の残存やその慢性化が話題に上ります。新型コロナウイルスは流行の当初より、”with コロナ”が呼びかけられてきましたが、我々は、どのようにして自身のメンタルヘルスをコントロールし、共に生きていけばよいのでしょうか。
本講義は、精神医療に携わる4人の専門家が、日本そして世界におけるメンタルヘルスの現状やそのコントロール方法のトレンド、自身の研究・臨床的知見から話題提供し、これからのメンタルヘルスを視聴者と共に考えます。

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■講師紹介

 

八木橋 真央 氏

大阪大学感染症総合教育研究拠点 科学情報・公共政策部門 特任助教(常勤)

2006年 東北大学経済学部 卒業。2009年、東北大学大学院経済学研究科 博士課程前期 修了。2017年 東北大学大学院医学系研究科 博士課程 修了。博士(医学)。臨床心理士、公認心理師。「心理学を用いて人々の健康と幸福に貢献する」というモットーの下、基礎・臨床研究を行っている。専門分野は、臨床心理学、心身医学、リエゾン精神医学。また、医療機器開発のための人材育成プログラムであるジャパン・バイオデザイン 第6期フェロー。これまでの経歴から、産学連携や心理学の社会実装について高い関心を持つ。

 

佐久間 篤 氏

東北大学病院精神科 助教/大阪大学感染症総合教育研究拠点 科学情報・公共政策部門 連携研究員

2005年 東北大学医学部 卒業。臨床医として勤務を継続しながら、2014年 東北大学大学院医学系研究科 博士課程 修了。博士(医学)。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。専門はリエゾン精神医学と災害精神医学。東日本大震災では宮城県沿岸部の石巻市や気仙沼市において、被災者の治療や支援者支援に従事し、臨床研究を指揮した。

 

Kagshun 氏

(株)EMANON代表取締役 / VOICYパーソナリティ

精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。(株)EMANON代表。元バックパッカーで、現在は、Voicy「精神科医のココロに効くラジオ」が人気のインターネットラジオパーソナリティ。著書は「幸せになる超ライフハック」(角川書店)。

 

大滝 涼子 氏

大阪大学感染症総合教育研究拠点 科学情報・公共政策部門 連携研究員/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 客員研究員

医科学博士、心理士、全米ヨガアライアンス認定 RYT200 ヨガインストラクター。
山梨大学大学院医学工学総合教育部人間環境医工学専攻博士課程修了。ロンドン大学大学院 / アンナフロイトセンター精神分析学的発達心理学修士課程修了。テンプル大学心理学研究学部卒。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 研究員。災害時の心理社会的支援やPTSDのための精神療法を専門とする。また、ヨガセラピーの普及に努めている。関東近郊の幼稚園や、国立病院の 精神科入院病棟、心療内科クリニックでもヨガプログラムを担当する他、国内外の難民支援や震災支援として、世界各地にヨガを届けている。また、Yoga for the Special Child®のSonia Sumar(Sivakami)に師事し、ダウン症、脳性まひ、発達障害等様々な障害をもつ子どもとその家族へのヨガ個別指導を行う他、指導者育成のためのワークショップも定期的に開催している。