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大阪大学

第5回
大規模集会における感染リスク:解決志向リスク学の実践

スポーツなどの多くの人が集まるイベント(大規模集会;マスギャザリングイベント)は、日々の生活の楽しみとして格別な意味を持つものです。その一方で、新型コロナウイルス感染症のリスク評価と管理もまた重要です。本講義では、東京オリンピック開会式をはじめとした大規模集会における観客の感染リスクや対策の効果評価の事例を紹介し、社会における新型コロナウイルス感染症対策のあり方について考えます。

【講義開始 / 18:50~】


■講師紹介

村上 道夫 氏

大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授 (常勤)

博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了後、科学技術振興機構研究員(東京農工大学)、東京大学大学院工学系研究科リサーチフェロー、東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座特任助教、同講座特任講師、東京大学生産技術研究所特任講師、福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座准教授を経て、2021年8月より現職。専門はリスク学。大規模集会における感染リスク評価などを実施。著書に「基準値のからくり―安全はこうして数字になった」(講談社ブルーバックス、共著)など。